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水使用量生物多様性を守る取り組み〔水使用量(事業別)〕〔2011年度 水使用量品目別発生割合〕水産事業 食品事業ファイン事業 物流事業その他2010年度2011年度3,6073,020148340152331772774253,0363,623全体物流事業その他ファイン事業食品事業水産事業36.871.133.534.688.298.75.26.610.754.759.86.727.951.212.01.01.305001,0001,5002,0002,5003,0003,500[千m3/年]100(%)806040200市水  井戸水  工業用水ビオトープ(安城工場)水は、ニッスイグループの事業の基盤となる、欠かすことのできない大切な資源です。水資源を守るため、工場での節水や水の再利用などを積極的に実践しています。環境保全の取り組み水資源を、大切に守り続けます。水使用量の削減2011年度の水使用量は約3,607千㎥で、前年度比で約0.5%減少しました。これは、清掃時のマニュアル化、使用量の見える化など、節水に向けた工夫に継続して取り組んだ結果です。事業別にみると、食品事業が全使用量のうち約84%を占めています。なお水の供給源の内訳は、井戸水が約51%、上水が約37%、工業用水が12%でした。ビオトープは、生物モニターと生きた環境学習の場*ビオトープニッスイの安城工場では、排水路を再整備する際にビオトープ*を設置しました。新たに設けた池に、魚や水棲昆虫、水草などの生態系を再現しました。水の清浄さを示す生物モニターとしての役割の他、地域の環境学習の場としても利用しています。きれいな水を守りながら、生物多様性*の保全と地域社会に貢献する、ニッスイグループの新しい取り組みです。その土地に昔からいた魚や昆虫、植物などの多様な生物が、自然の生態系をつくっている空間のことです。最近では企業の敷地内などにビオトープを設ける活動が盛んであり、子どもの環境学習の場として大きな役割を果たしています。*生物多様性地球には、動物、植物、水棲生物、微生物まで多様な生物が存在し、複雑な生態系をつくることで生命のバランスを保っています。これを生物多様性といいます。人間を含めた多くの生物が地球上で生き続けるためには、生物多様性の保全が不可欠です。14

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