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31周年を迎えた「海とさかな」自由研究・作品コンクールニッスイグループは、水産資源から多様な価値を創造する企業として、「海」や「さかな」に関わる活動を通じて社会や地域との関わりを深めていきます。社会との関わり社会や地域の一員として、ニッスイグループだからこそ実現できる活動を続けます。ニッスイは朝日新聞社、朝日学生新聞社主催の「海とさかな」自由研究・作品コンクール(以下コンクール)に協賛し、今年で31周年を迎えました。日本人のさかな離れが進んでいる中、将来を担う小学生に海やさかなへの興味や関心を深めてもらうことがコンクールの目的です。主に夏休み期間に体験したことや学んだことを、「海とさかなとわたしたち」というテーマで、「自由研究」「観察図」「絵画」「絵本」「作文」「工作」などの作品にしてご応募いただきます。将来を担う小学生に、海やさかなへの興味や関心を深めてもらいます。コンクールへの協賛の一環として、夏休み期間にニッスイおよびグループ企業の養殖場や研究所、工場、卸売市場などを訪問する「体験学習ツアー」を開催しています。子どもたちは現場の業務を体験したり、さかな調理を習って試食したり、幅広く水産業や魚食について学び、楽しみ、その体験を通じて応募する作品のヒントやテーマを見つけます。また、今年から日本水産学会のご協力を得て、大学や研究所の先生に小学校へ出向いていただき、漁業やさかなの生態などについてわかりやすく説明する出張授業を開催しています。このような活動の結果、第30回までにコンクールへ寄せられた作品数は56万7,352点に達しました。ニッスイはこれからも「海とさかな」自由研究・作品コンクールを通じて、子どもたちの発見や体験を応援し、海のすばらしさ、魚食の大切さを知っていただく活動を続けていきます。水産業やさかなについて学ぶ、体験学習ツアーや出張授業を開催。2011年第30回「海とさかな」自由研究・作品コンクール 創作部門 絵画        日本水産株式会社賞「にじ色くらげの海」    兵庫県 神戸市立名谷小学校2年・遠渡 相心さんの作品2010年第29回「海とさかな」自由研究・作品コンクール 創作部門 工作農林水産大臣賞「三原のタコ」三原市立田野浦小学校4年・齋尾 幸佑さんの作品広島水産を訪問し、模擬セリに自ら挑戦しました。ニッスイ大分海洋研究センターを訪問し、解剖実習を体験しました。16

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