環境報告書2013
13/20

CO2排出量CO2排出量削減の取り組み「エネルギー管理優良事業者表彰」を受賞〈(株)ハチカン〉030,00060,00090,000120,000150,000180,0002011年度[t-CO2/年]〔CO2排出量(事業別)〕2012年度168,337105,25013,99726,55217,11213,08497,64822,7865,3435,4262012年度152,06898,03312,12322,01115,2254,67616,940水産事業 食品事業ファインケミカル事業 物流事業その他155,801〔2012年度 CO2排出量品目別発生割合〕100(%)806040200電力  A重油   軽油  灯油LPG  都市ガス  ガソリン全体物流事業その他ファインケミカル事業食品事業水産事業56.813.017.86.14.458.614.121.14.752.614.625.66.755.724.45.110.572.327.370.06.820.0 0.90.50.50.10.53.70.40.70.10.50.52.41.0デマンド装置デマンドコントロールモニター断熱を強化したオーブン((株)ハチカン)地球温暖化の原因の一つとされるCO2排出量の削減に向けて、グループが一体となった計画的な取り組みを進めています。省エネルギーや節電、CO2排出係数の小さいエネルギーへの転換、再生可能エネルギーの利用などを通じて、グループのCO2排出量の削減を推進します。2012年度、国内グループ会社のCO2排出総量は、前年度比約8.0%増加となりました。これは原子力発電所の停止により、電気事業者の電力使用1kWhあたりのCO2排出係数が増加したためです。2011年度係数で算出すると前年度比約2.4%の削減となりました。これは、各事業所における節電や省エネルギーの努力、一層のムダの排除やLED照明の導入促進などの取り組みが行われた結果です。使用しているエネルギー別のCO2排出内訳は、電力が56.8%(前年度54.4%)と2分の1以上を占め、続いて都市ガスが17.8%(前年度15.3%)、A重油が13.0%(前年度17.9%)などでした。グループを挙げた省エネ・節電の取り組みで、CO2排出量の計画的な削減を進めています。地球環境とともにCO2の削減ニッスイグループの各事業所では、エネルギーの有効活用、省エネルギーに取り組んでいます。特に、電力需要の大きい昼の電力使用量を減らすピークカットの取り組みを推進しており、CO2排出量の削減にもつながっています。それぞれの事業所で取り組んだすぐれたノウハウを共有し、さらに効果的な節電・省エネを続けていきます。(株)ハチカンでは、再生油ボイラーの導入や製造工程のオーブン断熱強化によるエネルギーの有効活用、組織的な省エネルギーの推進によるエネルギー原単位の改善などに取り組み「平成24年度エネルギー管理優良事業者 東北経済産業局長表彰」を受賞しました。会社全体でのエネルギー管理業務への不断の努力が評価されました。ニッスイグループでの「エネルギー管理優良事業者表彰」の受賞は、平成23年度のニッスイ安城工場に続き、2年連続となりました。昼の電力使用量を下げるピークカットの取り組み※購入電力量のCO2排出量は、電気事業者のCO2排出係数を使用して算出しています。(2011年度係数)(2012年度係数)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です