環境報告書2013
14/20

廃棄物発生量とリサイクル量廃棄物削減の取り組み不良品発生の“見える化”で廃棄物を削減容器包装廃棄物の削減の取り組み汚泥    廃プラスチック類  廃油  紙くず  動植物性残渣  その他  一般廃棄物〔2012年度 廃棄物品目別発生割合〕100(%)806040200全体物流事業その他ファインケミカル事業食品事業水産事業17.24.88.86.967.39.615.918.240.33.40.12.515.518.420.641.22.365.323.26.11.613.053.86.415.39.02.514.765.11.71.615.50.20.93.81.93.10.70.41.22011年度05,00010,00015,00020,00025,00030,000[t/年]020406080100[%]〔廃棄物発生量とリサイクル量・リサイクル率(事業別)〕発生量リサイクル量発生量リサイクル量2012年度水産事業 食品事業 ファインケミカル事業 物流事業  その他32,3033,7712,23424,9973,0602,14824,1523,2962,17582082030830873373320020086986943243262162121521526,48033,0792,5092,08524,85230,19630,19693.593.591.891.8廃棄物リサイクル率30,379限りある資源を最大限有効に活用するため、事業活動を通じて発生する廃棄物の3R(スリーアール)に努めています。国内の直営工場はすべてゼロエミッションを目指し、容器包装廃棄物は2014年度までに原単位10%削減(2011年度比)を目標に、廃棄物の削減とリサイクルを推進します。廃棄物の削減と再資源化を目指し、事業活動のあらゆる局面で3R*を推進します。2012年度の廃棄物発生量は、前年度に比べ約2.4%削減しました。これは、不良品発生率の“見える化”など、廃棄物の削減と再資源化に取り組んだ成果です。また、2012年度のリサイクル量は30,196t(前年度30,379t)でした。リサイクル率は93.5%で、2011年度の91.8%に比べ改善することができました。国内直営工場のゼロエミッション化は、2012年度は八王子総合工場の他3工場で達成しました。地球環境とともに廃棄物の削減とリサイクルニッスイグループでは、廃棄物の発生抑制を図るため、廃棄物を製造工程別、種類別に分別計量しています。どの工程でどのような種類の廃棄物が多く発生するかを把握することで、改善につなげています。八王子総合工場では、おにぎりの製造工程で発生する不良品の廃棄物分類について従業員で話し合い、従来のものより不良品発生要因が分かりやすい分類に変更しました。これにより改善スピードが上がり、2012年度には前年度に比べ不良品発生率を約11%削減することができました。日々の作業を全員で見直し、課題を見つけて改善していく活動をこれからも推進していきます。2012年度は、家庭用冷凍食品などのプラスチックトレーの薄肉化などに取り組み、約20tの削減ができましたが、原単位では前年度に比べ4.3%の増加となりました。今後も容器包装の小型化・軽量化、分別しやすい形状の追求など、減量化の取り組みを継続していきます。*3R:2000年に循環型社会形成基本法において導入された、廃棄物やゴミを減らすためのキーワード。Reduce(リデュース):減らす、Reuse(リユース):繰り返し使う、Recycle(リサ イクル):再資源化する、の頭文字をとったものです。ミーティング風景(八王子総合工場)事例:1枚あたり16.7%減量化したトレー

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です