環境報告書2013
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水使用量水使用量削減の取り組み〔水使用量(事業別)〕〔2012年度 水使用量品目別発生割合〕2011年度2012年度全体物流事業その他ファインケミカル事業食品事業水産事業38.668.635.833.687.598.86.65.913.952.557.46.831.448.912.51.23,5802,956165355148340742575293,0203,607水産事業 食品事業ファインケミカル事業 物流事業その他05001,0001,5002,0002,5003,0003,500[千m3/年]100(%)806040200市水  井戸水  工業用水水は、ニッスイグループの事業の基盤となる、欠かすことのできない大切な資源です。水資源を守るため、工場での節水や水の再利用などを積極的に実践しています。2012年度の水使用量は、前年度比で約1.0%削減しました。これは、清掃時のマニュアル化、使用量の見える化など、節水に向けた工夫に継続して取り組んだ結果です。事業別にみると、食品事業が全使用量のうち約83%を占めています。なお水の供給源の内訳は、井戸水が48.9%、市水が38.6%、工業用水が12.5%でした。事業の基盤となる水資源を、大切に守り続けます。地球環境とともに水使用量の削減水の無駄をなくすさまざまな工夫ニッスイグループでは、節水に向け従業員参加の小集団活動などを通じて、さまざまな取り組みを繰り広げています。量水器を設置してどのくらいの水が使用されているのかを見える化し、工程での使用量やバラツキを見つけ掃除マニュアル等の改訂につなげたり、節水ガンや節水ノズルを取り付けて流量を調節するなど、水の無駄をなくす活動を継続しています。くらしに利用できる水は、地球の水のわずか0.8%“水の惑星”といわれるほど地球には水が豊富ですが、その約97.5%は海水であり、淡水は2.5%しかありません。淡水のほとんどは南極や北極の氷として存在しており、川や湖、地下水など、くらしに利用できる淡水は地球の水のわずか0.8%にすぎないのです。近年注目されている水源林や里山の保全は、貴重な水資源を大切にすることにつながっています。身近なくらしの中で、水を無駄なく使う意識を高めていきましょう。(資料:国土交通省 日本の水)量水器節水ガンの使用風景

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