環境報告書2013
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32周年を迎えた「海とさかな」自由研究・作品コンクールニッスイグループは、水産資源から多様な価値を創造する企業として、「海とさかな」や「食」「地域貢献」に関わる活動を通じて、社会や地域との関わりを深めていきます。社会や地域の一員として、ニッスイグループだからこそ実現できる活動を続けます。海とさかなに関わる活動ニッスイは朝日新聞社、朝日学生新聞社主催の「海とさかな」自由研究・作品コンクール(以下コンクール)に協賛し、今年で32周年を迎えました。日本人のさかな離れが進んでいる中、将来を担う小学生に海やさかなへの興味や関心を深めてもらうことがコンクールの目的です。主に夏休み期間に体験したことや学んだことを、「海とさかなとわたしたち」というテーマで、「自由研究」「観察図」「絵画」「絵本」「作文」「工作」などの作品にしてご応募いただきます。将来を担う小学生に、海やさかなへの興味や関心を深めてもらいます。コンクールへの応募促進の一環として、夏休み期間に豊海おさかなミュージアム、葛西臨海水族園、海洋研究開発機構(JAMSTEC)を訪問する「体験学習ツアー」を開催しました。子どもたちには体験学習を通じて学んださかなの生態や深海の秘密などをテーマにした作品を応募してもらいます。また、水産総合研究センター、日本水産学会のご協力を得て、大学や研究所の先生に小学校に出向いていただき、漁業やさかなの生態などについてわかりやすく説明する出張授業を開催しました。2012年度は、体験学習、出張授業で1,106名の小学生に参加いただきました。このような活動を続けてきた結果、第31回までにコンクールへ寄せられた作品数は59万7,189点に達しました。ニッスイはこれからも「海とさかな」自由研究・作品コンクールを通じて、子どもたちの発見や体験を応援し、海のすばらしさ、魚食の大切さを知っていただく活動を続けていきます。水産業やさかなについて学ぶ、体験学習ツアーや出張授業を開催。2012年第31回「海とさかな」自由研究・作品コンクール創作部門 工作        海洋研究開発機構理事長賞大阪府 四天王寺学園小学校3年・中橋花菜さんの作品海洋研究開発機構を訪問し、海底のジオラマを作りました。高知県田野小学校での出張授業「カツオとアユのひみつ」社会とともに

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