環境報告書2013
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特集 地球には、3,000万種ともいわれる多様な生物が息づき、それぞれが支えあって生きています。多様な生物が関わりあう生態系は、食料や水、気候の安定など、私たちのくらしと社会に欠かせない恵みを生み出しているのです。生態系をかたちづくる生物多様性を守り、持続可能な社会を実現するため、COP10*による世界目標の採択、日本政府による生物多様性国家戦略、経団連の生物多様性宣言などの取り組みが始まっています。ニッスイグループでは、環境憲章の行動方針に生物多様性についての指針を追加し、グループをあげて生物多様性の保全に貢献しようとしています。水産物という地球と海からの恵みを事業基盤とするニッスイグループにとって、生物多様性の保全は重要な使命の一つです。水産資源を持続的に活用しながら、生物多様性を守る、水産会社ならではの取り組みをご報告します。生物多様性の保全は、ニッスイグループの使命の一つです。Bio-Diversity生物多様性を守るために、 COP10生物多様性国家戦略経団連生物多様性宣言社会との関わり完全養殖生態系の維持〈ニッスイグループ環境憲章・行動方針〉「自然環境及び生物多様性の保全と、 資源の持続的利用に配慮した活動を推進します。」*COP10 : 生物多様性条約第10回締約国会議のこと。

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