環境報告書2014
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将来を担う子どもたちに、海とさかなへの関心を深めてもらいます。「海とさかな」自由研究・作品コンクールニッスイは朝日新聞社、朝日学生新聞社主催の「海とさかな」自由研究・作品コンクール(以下コンクール)に協賛し、今年で第33回を迎えます。日本人のさかな離れなどが進んでいる中、将来を担う小学生に海とさかなへの関心や理解を深めてもらうことがコンクールの目的です。「海とさかなとわたしたち」というテーマで自ら体験したことや学んだことを、「自由研究」「観察図」「絵画」「絵本」「作文」「工作」などの作品にしてご応募いただいています。身近なフィールド体験を通じて、従業員の環境意識を高めます。環境意識向上活動ニッスイグループでは、「従業員一人ひとりが環境に配慮した行動がとれるよう、環境意識向上の取り組みを推進する」をミッションに、2009年度より環境意識向上活動をスタート。地域社会や生活に密着した活動に取り組んでいます。2013年度は、多摩川をフィールドとしたニッスイ社員とその家族による河川保全体験講座、ニッスイグループの75事業所から1,177名が参加して事業所のまわりなどを清掃した第6回クリーンナップ作戦、ニッスイ東京イノベーションセンターの隣地である宇津貫緑地をフィールドとした里山保全体験講座など、身近な体験を通して環境意識を高める取り組みを継続的に行っています。多摩川稲田堤(神奈川県川崎市)で実施した河川保全体験講座地域の文化施設と連携した社会貢献を図っています。ニッスイパイオニア館ニッスイパイオニア館は、2011年8月、ニッスイ創業100周年を記念して、北九州市戸畑区のニッスイ戸畑ビルに開設されました。「水産業研究者などへの情報提供」「事業活動関連情報の発信」「地域他施設と連携した地域貢献」「教育委員会や学校と協力した教育支援」などを目的とした情報発信を続けています。ニッスイパイオニア館は、北九州市の他の文化施設や産業遺産と連携し、地元の生涯学習ツアーなどの拠点の一つとして親しまれています。また、スポーツ大会や水中ロボットコンテストなど地元のイベントにも協賛しており、地域社会になくてはならない施設として貢献しています。トロール船模型などが展示されている歴史展示室社会とともに地域社会との共生地域社会とともに生きる企業として、ニッスイグループだからこそできる活動を続けます。ニッスイグループは、水産資源から多様な価値を創造する企業として、「海とさかな」や「地域貢献」に関わる活動を通じて、社会や地域との関わりを深めます。良き企業市民として、社会とともに生きる活動を続けていきます。第32回「海とさかな」自由研究・作品コンクール 表彰式 Environmental Report162014

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