社会・環境報告書2016
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社会とともに、地球環境とともに会社周辺のクリーンアップ活動 周囲に民家がなく、物流倉庫が広がる大阪・舞洲地区。大阪舞洲物流センターは、敷地と道路の境界のフェンスを減らすことで、周囲との垣根をなくし、公園のような緑地帯を広げる活動を推進しています。また、ニッスイグループのクリーンアップ作戦の一環として地域の清掃活動を行ったり、周辺地域の冷蔵倉庫協会と連携した環境保全や防犯活動も実施するなど、このエリアの一員として地域社会に貢献しています。 地域社会と共存し、貢献する物流センターとしても、大阪舞洲物流センターは先行モデルを目指します。地域社会に貢献する、これからの物流センターへ。DBJ Green Building 認証を取得日水物流株式会社大阪舞洲物流センターは、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)により、利便性の確保・環境への配慮・非常時の対策がなされた物流施設として、2016年7月DBJ Green Building 認証※を取得しました。今回の認証取得は、以下の点が評価されたものです。(1)冷蔵倉庫業界初の「ワンウェイキャピタル工法」の導入により、柱サイズの縮小および柱本数の削減を実現することで、パレット収容率を向上するなど空間を有効活用するとともに、広い荷捌きスペースと設備規模対比最多レベルの29バースを確保し、利便性を高めている点。(2)全館LED照明の設置、地球温暖化対策として開発された自然冷媒を使った冷凍機の採用など、環境に配慮した施設運営を行っている点。(3)免震構造の採用や非常用発電機の設置などの防災対策、ドライバー顔認証セキュリティシステムの導入による防犯対策など、非常時を想定した対策を実施している点。その結果、国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビルとして、最高評価(5 Stars)を受けました。※DBJ Green Building認証:環境・社会的側面について不動産価値への反映を目指し、中長期的には不動産としてのGreen Buildingが評価される不動産金融市場の整備・育成に貢献していくことを目的とした金融機関としては日本初の取り組み。環境性能、テナント利用者の快適性、リスクマネジメント、周辺環境・コミュニティへの配慮、ステークホルダーとの協働の5つの視点から評価し、スコアリング結果に基づき5段階の認証を付与される。13Social and Environmental Report2016

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