社会・環境報告書2016
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地球環境とともにニッスイは、2016年よりCSR委員会の下にこれまでの環境委員会を環境部会と名称を変え、より活動を活発化させるため体制を見直しました。CO2排出量削減、廃棄物削減、水使用量削減の3つの項目で数値目標を定め、環境負荷低減を図るとともに、環境意識向上活動も拡大させます。環境マネジメント体制● グループ全体の環境への取り組みに 関する基本的事項の協議・決定● 環境保全活動の推進、進捗管理 *2015年度は環境委員会(委員長:社長)として  2回開催● グループ全体の環境への取り組みに関する 施策の企画・提案● 各事業分野の環境負荷削減状況の進捗確認、 情報発信● 好事例の横展開● 各事業分野の活動状況の進捗確認、 情報交換● 好事例の横展開 *2015年度は2回開催● 法律順守状況の確認経営企画IR室環境課環境担当者会議CSR委員会委員長:社長環境部会部会長:CSR副担当役員食品事業ファインケミカル事業物流事業水産事業各事業所・グループ会社各事業所・グループ会社各事業所・グループ会社各事業所・グループ会社海洋関連・エンジニアリングほかの事業各事業所・グループ会社環境部会経営企画IR室環境課環境担当者会議ISO14001の認証取得ニッスイでは、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証取得を推進しています。2016年6月末現在、ISO14001の認証を取得している事業所は、直営事業所および国内連結子会社・グループ会社を合わせて62事業所です。環境リスク管理2015年度は、ニッスイの事業所において、環境に重大な影響を与える事故・トラブルの発生はありませんでした。また、前年度に引き続いて、大気、水質、臭気、騒音、振動に関わる法令等の基準をクリアしています。食品リサイクル法、省エネ法、地球温暖化対策推進法についても順守しています。環境教育・啓発環境教育では、従来からの新入社員教育や環境担当者会議での教育に加え、地球環境の現状と持続可能な社会の構築へのニッスイのステップを知る生物多様性に関する環境教育を実施しています。環境マネジメントCSR行動宣言の下に環境マネジメントシステムを構築し、持続可能な社会の実現に取り組みます。環境部会は4回/年開催し、そこでの討議内容はCSR委員会に報告されます。また、各事業分野の事業所およびグループ会社ごとに環境マネジメントシステムを構築し取り組んでいます。ecoレターで従業員の環境意識を向上ニッスイでは、身近なテーマを題材に、ecoレターを定期的に配信しています。2015年5月配信のVol.20「森・川・海のきずな」では、森・川・海を一体とした保全の重要性を提起しました。Vol.21「2020年東京オリンピック、ごみゼロできるかな?」では、オリンピックにおける持続可能性の取り組みについて考察。Vol. 22「2020年東京五輪でどんな魚が提供されるの」では、オリンピックでの水産物の調達基準について発信しました。Vol.23「エコタウンという町」では、産業廃棄物をリサイクルする国のエコタウン事業を紹介しています。14Social and Environmental Report2016

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