社会・環境報告書2016
22/26

魚食普及の取り組み社会とともに「海とさかな」自由研究・作品コンクール(ニッスイ協賛 主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社)約3万名が参加した、第34回「海とさかな」自由研究・作品コンクール2015年で第34回を迎えた「海とさかな」自由研究・作品コンクール。今回の応募作品は29,736作品(前回実績:31,741作品)で、全国の小学校・団体・海外の日本人学校などから29,776名が参加しました。今回の応募作品は、子供たちが自らの体験を通じて学んだことを表現している作品が多く、すべての部門でレベルの高いコンクールとなりました。右の2作品は日本水産株式会社賞に選ばれました。「海とさかな」の不思議を学ぶ、出張授業・体験学習「海とさかな」自由研究・作品コンクールの作品募集活動の一環として、出張授業や「夏の体験学習」を開催しています。2015年度は、全国10の小学校で「魚の体の仕組みについて」などをテーマに出張授業を実施。うち4ヵ所ではニッスイ社員が講師となり授業を実施しました。また、夏の体験学習ツアーには、合計35名の小学生が参加しました。グループの弓ケ浜水産(株)ではサーモンの加工工程の見学、JAMSTEC*横須賀本部では有人潜水調査船「しんかい6500」の模型に体験乗船するなど、子供たちは目を輝かせていました。*JAMSTEC: 国立研究開発法人海洋研究開発機構。ニッスイグループの日本海洋事業(株)がJAMSTECの所有する海洋・深海調査船の      運航・管理業務を受託している。おさかなマイスターが小学校や保育園を訪問ニッスイグループの山津水産(株)では、2013年9月より魚食普及活動「イートフィッシュプロジェクト」を開催しています。その一環として、山津水産の「おさかなマイスター」が、地元新潟県の小学校や保育園を訪問しています。対話形式で、子供たちからたくさんの質問が出され、生きた魚に触れる場面では大いに盛り上がりました。地域・社会への貢献地域社会の発展と次世代の育成に貢献する、ニッスイグループならではの活動を推進します。ニッスイグループは、CSR行動宣言に基づき、水産資源から多様な価値を創造する企業として、子供たちを対象とした魚食普及の取り組み、地域社会と共生する活動などを通じて、地域社会の活性化と次世代の育成に努めていきます。研究部門「ホゴ(カサゴ)をかんさつしたよ」創作部門「九十九里浜のいわし漁」生活機能科学研究所・大橋所長による授業「さあ、お魚のはなしをしよう」魚食への理解を深める工場見学を実施子供のころから食の生産現場にふれ、魚食に親しんでほしい。そんな思いから、ニッスイグループでは、地域の小学校による工場見学などを行っています。姫路総合工場では、小学生が実際に竹輪を作っている様子を間近に見学し、体験を通して安全・安心の商品づくりを学びました。焼き魚を使って、どこに骨があるのか?学びながら食べます串に巻き付けた練肉(魚のすり身を練ったもの)を触ってみる20Social and Environmental Report2016

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です