社会・環境報告書2017
19/26

安全・安心で健康的な生活に貢献するマテリアリティ2廃油4.8%その他産業廃棄物3.9%紙くず16.5%廃プラス チック類15.1%汚泥19.1%一般廃棄物(事務所系)1.6%動植物性残渣38.9%[2016年度 廃棄物品目別割合]フードチェーンのあらゆるプロセスで、廃棄物の削減を推進します。国際規格マネジメントシステム取得により、食の安全・安心に取り組みます。フードロス品質社会課題社会課題廃棄物削減とリサイクル2016年度の廃棄物発生量は34,487tで、前年度に比べ約1.7%増加しましたが、リサイクル率は96%で昨年よりも0.3%ですが改善することができました。廃棄物の品目別では、フードロス削減の対象となる動植物残渣が38.9%で最も多く、削減のさらなる取り組みが必要です。ニッスイグループでは、国内の食品、ファインケミカル事業の全直営工場6工場と国内グループ企業3社において、食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得しました。FSSC22000は、国際的な食品安全を確保するための手法である『HACCP』を核に、食品安全の要求事項が広く網羅されています。本システムはグローバルに展開する小売業、食品メーカー等で構成される団体であるGFSIに承認されたことで世界的に注目され、現在では食品安全のグローバルスタンダードとなりつつあり、国内外で食品メーカーにおいて認証の取得が進んでいます。今後、グループの全ての生産拠点においてFSSC22000の認証取得を目指します。品質管理への取り組みマテリアリティ2の取り組みの一つとして、フードロス部会を発足させました。フードロス部会では、フードチェーン全体を通じたフードロス削減を目指しています。2016年度はまずニッスイグループ全体のフードロスの全体把握を行いました。今後はフードロスの見える化と、削減に向けた実態調査を行い、削減目標を決め取り組んでいきます。また「宴会料理を食べきろう!」企画を推進、歓送迎会などで料理を食べきった写真とともに報告をしてもらい、楽しみながら従業員全員の意識を高めるための取り組みも行っています。フードロス部会の取り組みCSR重要課題への取り組み状況マテリアリティ 2 廃棄物削減の取り組み東京都・港区「みんなと3R」展で活動を紹介(ニッスイ)東京都・港区が主催する「みんなと3R」展が、2016年度は2016年10月14日〜24日、2017年2月7日〜12日に開催され、ニッスイも参加しました。海を大切にするための身近なゴミ分別の取り組みや、社内で発行するecoレターについて手作りパネルで紹介しました。▲社内で企画された「宴会料理 を食べきろう!」活動の報告書目標2015年度比3%削減(〜2018年度)進捗1.7%増加2015年度2016年度発生量リサイクル量発生量リサイクル量05,00010,00015,00025,00020,00030,00035,000[t/年]020406010080[%]34,4874,23825,6903,18088549533,1013,58525,3283,08687322933,9074,42324,6013,46682359432,4533,67824,3263,346793310[廃棄物発生量とリサイクル量(事業別)]水産事業食品事業物流事業ファインケミカル事業その他廃棄物リサイクル率95.796.017Social and Environmental Report2017

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です