社会・環境報告書2017
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中・長期的な視点で、グローバルな人材育成と多様な人材の活躍、健康経営に取り組みます。ダイバーシティ人材育成社会課題健康経営宣言私たちニッスイグループは、従業員が最も大切な財産であると考え、「一人ひとりが、能力を十分に発揮できる姿」と「従業員とその家族のQOL(生活の質)の向上」を目指して、働く環境を整え、「こころと身体の健康」を積極的にサポートします。海の恵みを扱う企業として、健康的な食の提案とともに水産物由来の機能性成分を最大限に活用し、従業員と家族、さらに広くお客様にお届けすることで人々の健康に貢献します。社内の取り組み従業員の健康管理の施策の一つである「生活習慣病の予防」において、EPAを活用した従業員の健康改善に取り組んでいます。●会社負担で当社品「イマークS」(EPAのトクホ飲料)を100日間飲用してもらいEPA/AA*比の改善を図る「イマークS100日チャレンジ」●EPA含有の当社商品の購入に対し「マイル」を付与する「EPA健康マイレージキャンペーン」●EPA/AA比が高い人および前年比で大きく改善した人のトップ5名に賞品を進呈する「健康番付(部署別・個人別)」* EPA/AA比: EPAとAA(アラキドン酸)の体内バランスを示す比率健康寿命日本一をめざす神奈川県とタイアップ健康寿命日本一をめざす神奈川県とタイアップし、啓発ビデオおよびリーフレットを作成しました。グローバルダイバーシティとして、2030年に海外グループ会社との人材交流が進み、ニッスイグループの幹部人材の登用がグローバルレベルで行われていることを目指します。この交流により海外事業の拡大に資する人材の適時異動や、海外拠点で現地人材の活用を積極的に進めます。そのため、2017年はグローバル人材登録制度の開始とグローバル人材派遣研修の実施などを予定しています。また、2030年にはニッスイ単体職員における女性採用比率が50%近くとなり、女性の役職者が在籍者の男女の割合と同等になっていることを目指します。ダイバーシティ・人材育成ワーキンググループの取り組み従業員の健康の維持・増進を経営上の最重要課題と位置づけ、2017年2月に「健康経営宣言」を公表。「生活習慣病予防」「禁煙対策」「女性検診補助」「メンタルヘルス」の4つの施策に取り組んでいます。2017年は、①EPA/AA比計測と個別改善施策展開②禁煙と肥満改善施策③健康状態を確認できるシステム導入を予定しています。健康経営ワーキンググループの取り組みCSR重要課題への取り組み状況マテリアリティ 2 20Social and Environmental Report2017

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