本コンクールは、海とさかなに関して不思議に思ったり感じた驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や絵、作文などで表現した創作作品を小学生から募集するものです。日本国内だけでなく、海外の日本人学校・補習授業校の小学生も対象にしています。
ニッスイは子どもたちに「海とさかな」により親しんでもらいたい、未来を支える子どもたちの発見や体験を応援したいという想いから、1982年の第1回から協賛を続けています。
「体験を通じて学びの場」を提供するという趣旨のもと、コンクール関連イベントとしてオンライン出張授業も行われています。学校の授業とは違う視点で、この場でしか聞けないことを子どもたちが学べる工夫が施されています。
魚に関わる研究者や専門家の協力のもと、普段の学校の授業では得られないような専門的な知識を、子どもたちに分かりやすく説明します。スポンサー企業である当社の研究者も講師として参加しており、2024年は中央研究所 大分海洋研究センターの社員が「おいしいサーモン養殖の秘密」と題して授業を行いました。その他にも、「クラスでひとつの色図鑑を作ろう!」や「たまごのひみつ」というテーマで授業が開催され、全国から合計56校(5234名)の小学生が参加しました。
株式会社ニッスイのオンライン出張授業の様子
「研究部門」、「創作部門」の2部門で各8賞が設けられており、最優秀賞16作品が選ばれます。ニッスイ賞を受賞した2作品をご紹介します。