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従業員エンゲージメント

リード文

企業価値向上に最も重要な要素の一つは「人財」であると考えています。ミッションに共感し、その実現にやりがいや働きがいを感じ主体的に業務に取り組むことで、従業員がその能力を十分に発揮することは、今後の持続的成長に不可欠です。従業員エンゲージメント調査の結果を用いて、組織や風土の改革を進め、個人と組織全体の成長につなげていきます。

system, 株式会社ニッスイ サステナビリティ推進部, 外部協力者, 株式会社ニッスイ コーポレートコミュニケーション部, 株式会社ニッスイ 人事部人事課

目標と実績

長期ビジョン「Good Foods 2030」/中期経営計画「Good Foods Recipe1」における目標は下記の通りです。

テーマ 指標 対象範囲 2024年度目標
中期経営計画
「Good Foods Recipe1」
(2022-2024年度)
2030年度目標
長期ビジョン
「Good Foods 2030」
(-2030年度)
2022年度
KPI KPI 実績
人財価値 従業員エンゲージメント 従業員エンゲージメントスコア(注)
(基準年度:2021年度)
ニッスイ個別 10%のスコア向上 20%のスコア向上 1%のスコア向上

(注)従業員エンゲージメントスコア:会社の理念や仕事内容、組織風土などの項目を中心に調査し、従業員の思い入れや貢献意欲、愛着心を測定し、会社と従業員の「信頼と貢献」を数値化したもの。個人の成長と組織の成長を同時に成し遂げているか確認するもの。

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個人と組織の成長のためのエンゲージメント

従業員エンゲージメントは、2030年のありたい姿の一つである「多様な人財の活躍」の状態を測定するために2021年度初めて実施しました。調査結果を用いて、会社への自発的貢献意欲の向上と組織風土や職場状況を改善する施策を実施していきます。

【図版】従業員エンゲージメント

「多様な人財の活躍」(定義)

様々な価値観を持った人が、自らの意思で能動的に業務を 遂行し、各々の得意とする分野で力を発揮している状態。

Keyword

  • 様々な価値観を持った人が集まる。
  • バックキャスティングを基本とした考え方を持つ。
  • 自ら「ありたい姿」を描き、自律して業務を遂行できるようになる。
  • 得意とする分野で力を発揮する。

経営との対話

2022年度よりニッスイと国内グループ会社を対象に、社長と従業員が対話する「One Table ミーティング」を行っています。対話を通じて、リブランディングや変革への意志が明確に伝わるよう工夫しながら、ミッションや長期ビジョンの浸透に加え、中期経営計画に対する従業員の理解を深めています。

【写真】

キャリア形成を支援

ニッスイは「一人ひとりが自ら考え、行動することが組織の成長の前提になる」と考え、「自立と自律」をポリシーに様々な人事施策に取り組んでいます。上司との面談を通じてキャリア志向を確認し、その実現のためにできること、今後行っていくことを話し合う「キャリア面談制度」などを通じて従業員のキャリア開発を進めています。また、2022年度より入社10年間で育成のための異動を積極的に行う「育成ローテーション」、各部署で実施する「キャリア開発会議」などを導入しました。

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