Environment 環境

環境マネジメント

サステナビリティ行動宣言の下に環境マネジメントシステムを構築し、持続可能な社会の実現に取り組みます。


ニッスイグループは、構築した環境マネジメントシステムを通じて、特定したマテリアリティのうち、特に海洋環境の持続性の実現に向け、社会課題の解決に取り組みます。

環境憲章

環境理念

自然の恵みを受けて仕事をする当社においては、資源を大切にし、地球や海に感謝の心を持って接することを企業姿勢の基本としています。

私たちは、地球環境と調和・共生できるような、グローバルな事業活動を展開し、持続可能な社会の構築に、継続的に取組みます。

行動方針

  1. 1.自然環境及び生物多様性の保全と、資源の持続的利用に配慮した活動を推進します。
  2. 2.省エネ、省資源、廃棄物の削減、容器包装の減量化、グリーン購入等による環境負荷低減活動を通じ、循環型社会形成に向け、継続的に努力します。
  3. 3.環境マネジメントの仕組みを構築し、その効果的な運用を目指します。また、環境監査を実施し、環境関連の法規制等の遵守を徹底します。
  4. 4.環境教育を通じて、社員一人一人の環境意識の向上を図ります。
  5. 5.社会に対して、環境コミュニケーション活動を行うとともに、地域社会との環境に配慮した共生を重視して行きます。
  6. 6.この環境憲章は、グループ各社においても共有化するように努めます。

制定日 2003年6月1日
改定日 2014年2月20日

system, 株式会社ニッスイ サステナビリティ推進部, 外部協力者, 株式会社ニッスイ コーポレートコミュニケーション部

推進体制‐環境部会

環境部会での討議内容はサステナビリティ委員会に報告されます。また、各事業分野の事業所およびグループ会社ごとに環境マネジメントシステムを構築し取り組んでいます。

【図版】体制図
サステナビリティ委員会
  • 委員長:代表取締役社長執行役員(CEO)
  • メンバー:全執行役員、社外取締役
  • 事務局:サステナビリティ推進部
  • 報告先:取締役会
  • 開催頻度:年6回
環境部会
  • 部会長:常務執行役員(サステナビリティ推進部管掌)
  • メンバー:常務執行役員(CFO)、執行役員(コンビニエンス事業部管掌)、FC総合工場、食品生産推進部、八王子総合工場、コンビニエンス事業部、水産事業第二部、水産事業第四部、養殖事業推進部、SCM部、総務部、技術開発部
  • 事務局:サステナビリティ推進部
  • 開催頻度:年4回

環境部会

サステナビリティ委員会が指名する執行役員が部会長となり開催。下記事項を協議し、進捗をサステナビリティ委員会に報告しています。

  • 環境憲章を有効に機能させるための諸施策策定
  • 新たに生じた対処すべき環境問題への対応措置
  • 環境目標に対する各部署の進捗管理
  • サステナビリティ委員会に諮る重要事項

サステナビリティ推進部

環境部会の事務局機能。また、定期的に環境担当者会議を主催しています。

環境教育

約80事業所の環境担当者を集め、年1回、環境担当者会議を開催しています。

  • 各事業分野の活動状況の進捗確認、情報交換
  • 好事例の横展開
  • 法律順守状況の確認
  • 世間の動向、トピックスの共有
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目標と実績

ニッスイグループはCO2、水、廃棄物を重要3指標とし、環境負荷低減に取り組んでいます。2021年度、長期ビジョン「Good Foods 2030」および中期経営計画「Good Foods Recipe1」を策定するとともに、環境負荷低減に関しても、従来と比べ意欲的な目標を設定しました。

テーマ 指標 対象範囲 2024年度目標
中期経営計画
「Good Foods Recipe1」
(2022-2024年度)
2030年度目標
長期ビジョン
「Good Foods 2030」
(-2030年度)
2022年度 取り組みの詳細
KPI KPI 実績
環境価値 CO2排出量削減 CO2排出量(Scope 1, 2)
(基準年度:2018年度、単位:総量)
ニッスイグループ 10%削減 30%削減 12.1%削減 環境負荷低減
2050年カーボンニュートラル - - -
冷媒の特定フロン - 使用ゼロ 国内:特定フロン冷媒の保有
39.5%
海外:特定フロン冷媒を保有する会社
4/15社(注)
水の使用量削減 水の使用量
(基準年度:2015年度、単位:原単位)
ニッスイ
国内グループ
10%削減 20%削減 5%削減
廃棄物削減 ゼロエミッション率99%以上の事業所の割合 ニッスイ
国内グループ
85% 100% 79%

(注):特定フロンの保有に関しては、国内と海外で集計方法が異なります。

環境データ

system, 株式会社ニッスイ サステナビリティ推進部, 外部協力者, 株式会社ニッスイ コーポレートコミュニケーション部, 株式会社ニッスイ 人事部人事課

環境監査

環境マネジメントシステムISO14001の認証取得

ニッスイグループは食品や水産品の生産工場をはじめ、ファインケミカル工場、物流関連センター、研究開発施設、造船会社など、多岐に渡る分野の事業所を抱えています。事業の形態はさまざまですが、CO2の排出や水の使用、廃棄物といった環境負荷の低減や、事業所周辺の自然環境保全など、環境活動の重要性は同じです。それぞれの事業所でISO14001の認証取得を進め、環境管理委員会を主体とした継続的なチェック体制の構築と、計画的な運用を行っています。

ISO14001認証取得状況

  取得事業所数
国内事業所 26/41事業所
海外事業所 2/16事業所

2023年3月現在
集計範囲:ニッスイ個別および国内海外グループ会社のすべての連結子会社。オフィス系事業所を除く

監査部監査

ニッスイ直営工場を対象とした監査部の業務監査に、環境に関するチェック項目を設けています。環境負荷低減の目標と進捗状況を確認しています。

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社内表彰「GOOD FOODS Award」‐環境賞

2022年度、ニッスイグループの社内表彰制度「GOOD FOODS Award」に「環境賞」を新設しました。これは環境について、中期経営計画「Good Foods Recipe1」や長期ビジョン「Good Foods 2030」の目標達成に向け、模範的な取り組みを行ったグループ内の事業所・工場などを表彰するものです。グループの環境負荷低減の取り組みの促進や、従業員ひとりひとりのモチベーションの向上を目的としています。

2022年度
受賞者 ニッスイ 安城工場
タイデルマール社
選考基準
  1. 1.CO2排出量の削減
  2. 2.廃プラスチック排出量の削減
  3. 3.上記1、2以外の環境についての定量的指標の改善
オンライン授賞式の様子
【写真】ニッスイ安城工場(オンライン授賞式の様子)

ニッスイ安城工場

【写真】タイデルマール社

タイデルマール社

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