Environment 環境

海洋プラスチック

海洋へのプラスチック流出リスクの低いフロートへの切り替え

ニッスイグループの目標
2024年度末までに養殖用のナイロンカバー発泡スチロール製フロートの使用を止め、より海洋へのプラスチック流出リスクの低いフロートへの切り替えを完了させます。

わたしたちは海洋プラスチック問題改善の方策のひとつとして、プラスチック製漁具の海洋への流出防止に取り組んでいます。
ニッスイグループは海外ではサケ・マス、国内では、ブリ、マグロ、ギンザケ、サバ、マダイなどの養殖事業を行っています。従来、国内の海面養殖ではナイロンカバーで包まれた発泡スチロール製フロートが多く使われてきましたが(注1)、私たちはこのナイロンカバーが他のフロート類と比べて強度の面で劣り、万が一カバーが破れてしまった場合、中の発泡スチロール(ポリスチレン)が砕け、海洋へ流出してしまうリスクがあることを問題視しました。そこで2019年度、グループ全体におけるナイロンカバー発泡スチール製フロートの保有量・使用状況を調査しました(2019年7月時点で、18,828個保有)。そしてニッスイグループとして、2024年度末までに、それらの使用をすべて止め、より海洋への流出リスクの低いフロート(注2)への切り替えを完了させることを決定しました。グループ全体でより海洋流出リスクの低い漁具使用の検討を進め、事業を通して海洋プラスチック問題の改善に取り組んでいきます。

【写真】海面養殖場のフロート

海面養殖場のフロート

【切り替え前】ナイロンカバー発泡スチロールフロート

【切り替え前】ナイロンカバー発泡スチロール製フロート

【画像】矢印
【切り替え後】PEコーティングされた発泡スチロールフロートや中空樹脂フロート
【切り替え後】PEコーティングされた発泡スチロールフロートや中空樹脂フロート

【切り替え後の例】PEコーティングされた発泡スチロール製フロート

(注1):海外グループ会社の海面養殖場においてはナイロンカバー発泡スチロール製フロートを使用していないことが確認できている。
(注2):PEコーティング発泡スチロール製フロートや中空樹脂フロート。

system, 日本水産株式会社 CSR部CSR課, 外部協力者, 日本水産株式会社 広報課, 日本水産株式会社 人事部人事課

プラスチックの海洋流出問題に取り組むベンチャー企業(株式会社ピリカ)への協賛

プラスチックなど海洋ごみの発生源は都市を中心とした陸域とされていますが、それらの流出ルートは解明されていません。2018年度より、ニッスイはプラスチックの海洋流出問題の実態解明を目指す「アルバトロス」プロジェクトに取り組む、株式会社ピリカへの協賛を行い、自社の事業に直結する海の環境問題・プラスチック海洋流出問題への具体的なアプローチをスタートさせています。

プラスチックの海洋流出問題の実態解明を目指す「アルバトロス」プロジェクトの内容

●STEP1

調査手法の確立…海洋へのプラスチック流出について有効な調査手法を開発する

●STEP2

流出メカニズムの解明…海洋へのプラスチック流出メカニズム(流出経路と流出品目)を調査し、問題を絞り込む

●STEP3

対策の検討と実施…海洋へのプラスチック流出問題について優先順位の高い順から対策を検討し、実行する

【写真】株式会社ピリカ

株式会社ピリカ

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