Governance ガバナンス

コンプライアンス

リード文

ニッスイグループは、お客様、従業員、ビジネスパートナー、株主等、すべてのステークホルダーから寄せられる期待に応え、企業としての責任を果たすため、倫理憲章のもと、国内外の法令および社内諸規則の遵守といった、コンプライアンスの徹底に取り組んでいます。リスクマネジメント委員会の傘下に「倫理部会」を設置し、コンプライアンス課題の早期発見・是正・再発防止策の実施に努めるとともに、従業員に対しコンプライアンス意識の向上を図っています。ニッスイ個別に限らず、ニッスイグループ全体におけるコンプライアンス体制の整備・向上にも取り組んでいます。

system, 日本水産株式会社 CSR部CSR課, 外部協力者, 日本水産株式会社 広報課, 日本水産株式会社 人事部人事課

倫理憲章

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推進体制‐倫理部会

倫理部会は、ニッスイおよび国内グループ会社のコンプライアンス向上を図ることを目的として、2カ月に1回(6回/年)開催されています。更に必要に応じて臨時的な会議をタイムリーに開催しています。
部会長は、社長執行役員が指名する執行役員が務め、メンバーは執行役員(リスクマネジメント担当)、執行役員(法務部担当)、人事部長、総務部長、法務部長、経理部長、経営企画IR部長、監査部長、営業企画部長、食品生産推進部長及び社外弁護士となっています。社外弁護士の参加により、第三者性を担保しています。

【図版】倫理部会-推進体制

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コンプライアンス課題を抽出する取り組み

内部通報制度の概要

コンプライアンス上疑義のある行為等について、ニッスイおよび国内グループ会社の従業員が倫理部会に直接通報できる内部通報制度を設けています。内部通報窓口を社内(倫理部会事務局=法務部)と社外(外部専門業者)に設置し、監査役にも同時に連絡が行く仕組みにしています。直接、電話、WEB、メールなどで行われ、匿名でも受付けています。
内部通報があった場合は、通報者に不利益が生じないよう配慮の上、倫理部会が調査責任者を選定のうえ調査を行い、その調査結果および改善策を同部会にて検証します。
調査にあたっては、「通報者探しをしない」旨を明確にし、通報者の秘匿と不利益取扱の禁止を徹底しており、その旨は、内部通報規程においても明文化されています。なお、社外通報窓口への通報が顕名であっても、通報者の希望があればニッスイには名前を伏せて報告される体制としております。
ハラスメント事案については複数の窓口を設置のうえ、ハラスメントデスク(人事部)が対応しており、内部通報窓口を通しての通報についても協働して調査を進めています。
通報内容・対応を含む倫理部会の議事録については、取締役・監査役・執行役員へ報告し、閲覧できる体制を整えており、また、内部通報に関する重要事項については担当役員より取締役会に報告されています。
内部通報制度の運用については、ニッスイ社内ポータルサイトや全従業員に配布しているNissui Principles(注)に掲載している他、国内グループ会社に配布している「ニッスイグループ倫理カード」にも掲載し、各従業員へ周知しています。

(注):後述「倫理憲章の読み合わせ」参照。

内部通報対応フロー

【図版】内部通報対応フロー

内部通報制度の利用状況

  2018年度 2019年度 2020年度
ニッスイ個別計 4 5 11
うちハラスメント・人間関係 3 1 11
うち労務問題 0 1 0
その他 1 3 0
グループ会社計 11 13 14
うちハラスメント・人間関係 2 9 12
うち労務問題 6 2 0
その他 3 2 2
総合計 15 18 25

1件の内容が、ハラスメントと労務問題等、複数のカテゴリーにまたがる場合には、問題としてより重く判断した事項でカウント。

従業員コンプライアンスアンケート

毎年1回、コンプライアンスの全社的傾向を把握すること及び各組織におけるコンプライアンス上の問題の芽を把握し、職場環境の早期改善に役立てることを目的として、従業員向けにコンプライアンスアンケートを実施しています。
2020年10月に実施したアンケートは、ニッスイ個別従業員2,438名(臨時従業員(注)を含む)を対象とし、そのうち2,073名が回答、回答率は85%でした。

(注)臨時従業員:直接雇用の契約社員およびパート等の臨時従業員。

取引先コンプライアンスアンケート

毎年1回、ニッスイがお取引先様に対して優越的な地位を利用して濫用行為・不正行為(独禁法・下請法違反等)を行っていないか把握することを目的として、ニッスイが特に優越的な立場になりうる取引を抽出し、そのお取引先様向けにコンプライアンスアンケートを実施しています。
2020年11月に実施したアンケートは、179社を対象とし、そのうち145社にご回答いただき、回答率は81%でした。

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コンプライアンス意識を向上させる取り組み

コンプライアンス研修

毎年、新入社員、経験者採用者に対しては、コンプライアンス研修を必修として実施しています。
全従業員に対しては、課題が生じる都度、不定期にテーマを絞ったコンプライアンス研修を実施しています。

【写真】コンプライアンス研修

倫理憲章の読み合わせ

従業員は、企業理念や経営方針等が記載された「Nissui Principles」というハンドブックを携帯しています。
この中で、ニッスイの「倫理憲章」が掲載されており、毎年1回のリスクマネジメント月間において、部署内で輪読し、改めて確認しています。

【写真】倫理憲章の読み合わせ
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グループ全体におけるコンプライアンス体制を整備・向上させる取り組み

ニッスイグループ全体のコンプライアンスリスクを低減していくため、グループ各社におけるコンプライアンス体制の整備・向上が求められます。
2018年度は、国内グループ会社を5グループに分け、集合会議形式による「グループコンプライアンス推進会議」を実施。各社の基本的なコンプライアンス体制や活動状況について確認、情報交換を行いました。
2020年度以降は、さらに、通報対応における適正手続きの向上等、 一段上のコンプライアンス体制を構築するよう、グループ各社に働きかけていくために、1社ずつワークショップを開催しています。
グループ各社の倫理委員会の委員長、倫理委員会事務局の責任者、担当者とともに、通報対応における課題、対応フロー、今後の活動計画等について意見交換を行い、適正手続きの整備・向上に取り組んでいます。

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