Environment 環境

容器包装と廃棄物

プラスチック製容器包装の削減

ニッスイにおけるプラスチック製容器包装の削減実績は
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減容機を使用した発泡スチロール箱のマテリアル化リサイクル

ニッスイのグループ会社である金子産業株式会社では、以前からLPGガスを燃料とする発泡スチロール減容機を使用していましたが、2017年8月、200V電源タイプの減容機(EAP-600s)を導入しました。事業所の敷地内にリサイクルスペースを用意し、減容機を設置、自社で管理・運用しています。
一般的に魚箱(魚函)と呼ばれる、水産品の輸送に使用された使用済み発泡スチロール箱をリサイクルする際には、付着した汚れや臭いが課題になります。また、高品質なマテリアル化のためには発泡スチロール箱に貼付されたPS製(ポリスチレン製。発泡スチロールと同素材)以外のシール類も除去する必要があります。
金子産業では、減容化の際、まず前処理として、(1)発泡スチロール箱の水分・塩分をできる限り除去し、(2)紙製のテープやシール、その他のラベルなどをすべて手作業で剥がします。その後、発泡スチロールを減容機に投入し、粉砕→熱溶解→インゴット(プラスチックのかたまり)に成型します。この取り組みによる、2019年度の発泡スチロール箱処理重量は合計で2.1t/年となりました(注1)。金子産業で作られ有価物として売却されるこれらのインゴットは、プラスチック製品の原料となりますが、上質な素材であることから、廃棄物ではなく「資源」として中国へ輸出されています(注2)。

(注1):金子産業では、プラスチック使用削減の一環として、同時に発泡スチロール箱の使用量削減も進めているため、処理量自体は減少傾向にある。

(注2):中国は2017年12月、汚れた廃プラスチックの輸入を中止。高品質のもののみ資源として受け入れている。

【写真】金子産業_1
【写真】金子産業_2
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肥料化できるコーヒーカップへの転換(シーロード社)

ニッスイの海外グループ会社であるシーロード社は、ニュージーランドの水産会社です。シーロード社では従来、社内の従業員向けコーヒーカップとして、プラスチック(ポリスチレン)製カップを使用しており、使用後、これらのカップは埋め立て処分としていました。2019年、これらの段階的な廃止を決定し、環境負荷の低い素材でできたカップへ切り替えをスタートさせました。新たに採用したのは、エコウェア社(注)の「エコカップ」です。石油ではなく植物由来の材料から作られており、使用後には肥料化リサイクルが可能です。導入にあたり、会社の敷地内に専用の回収箱を複数設置し、肥料化リサイクルのための環境を整えました。ひとつの例として、シーロード社のネルソン事業所では毎週約8,000カップが使用されますが、現在、それらの全てが埋め立て処分から肥料化リサイクルへと転換されています。この取り組みによる2019年のプラスチック使用削減量は、他の事業所も合わせて、約1t/年となりました。

(注1)エコウェア社:ニュージーランドに本社を置く環境配慮型パッケージ会社。

【写真】eco_cups_2
【写真】eco_cups
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プラスチック製の袋を使わない運動「NTC say no plastic bag」(ニッスイタイランド社)

ニッスイの海外グループ会社であるニッスイタイランド社は、タイのハジャイで水産品の加工を行っています。ニッスイタイランド社は、2019年12月から「NTC say no plastic bag(プラスチック製の袋を使いません)」運動を開始しました。これは、ごみの中でも特にプラスチック製の袋に由来する環境問題について、従業員や取引先と知識を共有し、実際にそれらの使用を削減していこうという取り組みです。工場においては、従業員とベンダーに対し、プラスチック製の袋ではなく、天然素材の袋を使うことを奨励しています。また、従業員の制服を洗濯する際に使っていたビニール袋に関しても、使用をやめ、布袋への切り替えを実施しました。その他には、リサイクル素材を使った手作りの布製エコバッグのコンテストの開催なども行いました。

【写真】プラ袋_1
【写真】プラ袋_2
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