本コンクールは、海とさかなの不思議や驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や、絵や作文などで表現する創作作品を募集するものです。日本国内の小学生だけでなく海外の日本人学校・補習授業校の小学生も対象にしています。ニッスイは1982年の第1回からこのコンクールに協賛を続けています。
「体験を通じて学びの場」を提供するという趣旨のもと、コンクール関連イベントとして出張授業や体験学習も行われています。
学校の授業とは違う視点で、この場でしか聞けないことを子どもたちが学べる工夫が施されています。 コンクール全体を通して子どもたちに「海」や「さかな」に興味を持ってほしいと願っています。
魚や水産業に関わる研究者や専門家の協力のもと、普段、学校の授業では得られないような専門的な知識を分かりやすく、子どもたちに説明します。
2021年以降はコロナ禍のためオンラインで開催、2022年はジャパンGEMSセンター特任研究員 五十嵐 美樹さんによる「深海魚の光の秘密」、株式会社ニッスイ 中央研究所 大分海洋研究センター 平田 喜郎による「ブリ博士が語る養殖の秘密」について授業を行い、全国から合計26校、1,295名の小学生が参加しました。
オンライン出張授業開催レポート①講師はサイエンスエンターテーナーの五十嵐美樹さん!
オンライン出張授業開催レポート②講師は「ブリ博士」の平田 喜郎さん!
オンライン出張授業を行う講師の平田
「ネイチャー」「アート」の各分野の講師を招き、海岸や研究施設でイベントを実施しています。
2020年以降はコロナ禍のため、自宅から気軽に参加できるオンライン開催に切り替えています。
2022年は「自宅で海とさかなを学ぶ 3日間」と題して、「川に棲む生き物から海の環境を考えよう(ネイチャー)」「海の中に降り注ぐ光の色彩を描こう(アート)」の2つの体験学習を計3日間延べ5回開催しました。
アートワークショップの様子
8つの賞があり、それぞれ「研究部門」、「創作部門」の2部門で最優秀賞16作品が選ばれます。株式会社ニッスイ賞を受賞した2作品をご紹介します。