ニッスイグループは、サステナビリティ行動宣言に基づき構築した環境マネジメントシステムを通じて、特定したマテリアリティの中でも「海洋の生物多様性の主流化」や「脱炭素・循環型社会への貢献」に重点的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
自然の恵みを受けて仕事をする当社においては、資源を大切にし、地球や海に感謝の心を持って接することを企業姿勢の基本としています。
私たちは、地球環境と調和・共生できるような、グローバルな事業活動を展開し、持続可能な社会の構築に、継続的に取組みます。
制定日 2003年6月1日
改定日 2014年2月20日
ニッスイグループは食品や水産品の生産工場をはじめ、ファインケミカル工場、物流関連センター、研究開発施設、造船会社など、多岐に渡る分野の事業所を抱えています。事業の形態はさまざまですが、CO2の排出や水の使用、廃棄物といった環境負荷の低減や、事業所周辺の自然環境保全など、環境活動の重要性は同じです。それぞれの事業所でISO14001の認証取得を進め、環境管理委員会を主体とした継続的なチェック体制の構築と、計画的な運用を行っています。
ISO14001認証取得状況
取得事業所数 | |
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国内事業所 | 28/42事業所 |
海外事業所 | 3/16事業所 |
2024年3月現在
集計範囲:ニッスイ個別および国内海外グループ会社のすべての連結子会社。オフィス系事業所を除く
監査部の業務監査では、環境に関するチェック項目を設けており、環境負荷低減の目標と進捗状況に加え、CO2を始めとする環境データの正確性やデータ入力プロセス等の確認にも取り組んでいます。
ニッスイグループでは、環境目標の達成および従業員の環境意識向上を目的として、対象ごとに異なる環境教育を実施しています。中でも環境担当者会議は、グループ各部署の環境担当者を対象に、グループ全体での環境負荷低減に向けた情報共有と連携強化の場として位置づけられており、取り組みのさらなる深化を図るため、2025年度以降は年2回の開催を予定しています。
名称 | 対象者 | 内容 | 2024年度参加人数 |
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環境担当者会議 | 各事業所・部署の環境担当者 |
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91名 |
テクニカルアカデミー | 生産事業所の現場担当者 | 環境保全に関する基礎知識とニッスイグループの取り組み | 13名 |
2021年3月より、環境に配慮したことを示すニッスイ独自のマーク「みらいの海へ」の商品パッケージへの表示を開始しました。容器包装における環境配慮の取り組みを広く理解いただくとともに、お客さまが環境に配慮した商品を選択できるようパッケージ上でお伝えすることを目的としています。「みらいの海へ」は2021年3月1日発売の新商品・リニューアル品より表示を開始しています。
森・川・海の水の循環の意味を込めて、「∞」(infinity、無限)をモチーフとしました。マークの左側はエコへの取り組み、右側は豊かな海を示しています。環境への配慮が海の豊かさと結びつき、ひいては人々のいきいきした生活と希望ある未来につながっていくことを表現しています。
ニッスイブランド全商品を対象とし、容器包装について環境配慮の取り組みを行った際に表示が可能となります。表示に関する環境配慮基準は、ニッスイの「容器包装選定ガイドライン」および本マークの表示基準で定めています。
商品の個包装やラベルなどに、「トレーのプラスチック使用量を減らしました(従来比○%削減)」などの具体的な環境配慮の内容をマークと併記します。
大きな大きな焼きおにぎり
2022年度、ニッスイグループの社内表彰制度「GOOD FOODS Award」に「環境賞」を新設しました。この賞は、グループが掲げる中長期目標「GOOD FOODS Recipe1」および「GOOD FOODS 2030」の達成に向け、環境分野において特に模範的な取り組みを行った事業所・工場などを表彰するものです。環境賞の創設により、グループ全体におけるの環境負荷低減活動の推進を図るとともに、従業員1人ひとりのモチベーションの向上を目的としています。
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
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ニッスイ安城工場 タイデルマール社 |
該当なし | 日水物流株式会社 タイデルマール社 |