サステナビリティ行動宣言の下に環境マネジメントシステムを構築し、持続可能な社会の実現に取り組みます。
ニッスイグループは、構築した環境マネジメントシステムを通じて、特定したマテリアリティのうち、特に海洋環境の持続性の実現に向け、社会課題の解決に取り組みます。
自然の恵みを受けて仕事をする当社においては、資源を大切にし、地球や海に感謝の心を持って接することを企業姿勢の基本としています。
私たちは、地球環境と調和・共生できるような、グローバルな事業活動を展開し、持続可能な社会の構築に、継続的に取組みます。
制定日 2003年6月1日
改定日 2014年2月20日
環境部会での討議内容はサステナビリティ委員会に報告されます。また、各事業分野の事業所およびグループ会社ごとに環境マネジメントシステムを構築し取り組んでいます。
サステナビリティ委員会が指名する執行役員が部会長となり開催。下記事項を協議し、進捗をサステナビリティ委員会に報告しています。
環境部会の事務局機能。また、定期的に環境担当者会議を主催しています。
約80事業所の環境担当者を集め、年1回、環境担当者会議を開催しています。
ニッスイグループはCO2、水、廃棄物を重要3指標とし、環境負荷低減に取り組んでいます。2021年度、長期ビジョン「Good Foods 2030」および中期経営計画「Good Foods Recipe1」を策定するとともに、環境負荷低減に関しても、従来と比べ意欲的な目標を設定しました。
テーマ | 指標 | 対象範囲 | 2024年度目標 中期経営計画 「Good Foods Recipe1」 (2022-2024年度) |
2030年度目標 長期ビジョン 「Good Foods 2030」 (-2030年度) |
2022年度 | 取り組みの詳細 | |
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KPI | KPI | 実績 | |||||
環境価値 | CO2排出量削減 | CO2排出量(Scope 1, 2) (基準年度:2018年度、単位:総量) |
ニッスイグループ | 10%削減 | 30%削減 | 12.1%削減 | 環境負荷低減 |
2050年カーボンニュートラル | - | - | - | ||||
冷媒の特定フロン | - | 使用ゼロ | 国内:特定フロン冷媒の保有 39.5% 海外:特定フロン冷媒を保有する会社 4/15社(注) |
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水の使用量削減 | 水の使用量 (基準年度:2015年度、単位:原単位) |
ニッスイ 国内グループ |
10%削減 | 20%削減 | 5%削減 | ||
廃棄物削減 | ゼロエミッション率99%以上の事業所の割合 | ニッスイ 国内グループ |
85% | 100% | 79% |
(注):特定フロンの保有に関しては、国内と海外で集計方法が異なります。
ニッスイグループは食品や水産品の生産工場をはじめ、ファインケミカル工場、物流関連センター、研究開発施設、造船会社など、多岐に渡る分野の事業所を抱えています。事業の形態はさまざまですが、CO2の排出や水の使用、廃棄物といった環境負荷の低減や、事業所周辺の自然環境保全など、環境活動の重要性は同じです。それぞれの事業所でISO14001の認証取得を進め、環境管理委員会を主体とした継続的なチェック体制の構築と、計画的な運用を行っています。
ISO14001認証取得状況
取得事業所数 | |
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国内事業所 | 26/41事業所 |
海外事業所 | 2/16事業所 |
2023年3月現在
集計範囲:ニッスイ個別および国内海外グループ会社のすべての連結子会社。オフィス系事業所を除く
ニッスイ直営工場を対象とした監査部の業務監査に、環境に関するチェック項目を設けています。環境負荷低減の目標と進捗状況を確認しています。
2022年度、ニッスイグループの社内表彰制度「GOOD FOODS Award」に「環境賞」を新設しました。これは環境について、中期経営計画「Good Foods Recipe1」や長期ビジョン「Good Foods 2030」の目標達成に向け、模範的な取り組みを行ったグループ内の事業所・工場などを表彰するものです。グループの環境負荷低減の取り組みの促進や、従業員ひとりひとりのモチベーションの向上を目的としています。
受賞者 | ニッスイ 安城工場 |
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タイデルマール社 | |
選考基準 |
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ニッスイ安城工場
タイデルマール社